競馬最強の法則

2億4000万の男タツロー(立朗)の法則

 

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競馬で妻子を養う男・木下健も絶賛・共感した!

2億4000万の男タツローの法則

 

推薦のことば

 先月号の連載で紹介したモンが、こんなに早く実現するとは思ってもいませんでした。勝手に原稿に書いた後で、担当に推薦してみたわけですが、きっと読者の方も興味を持ってくれると思いますし、実践してみて非常に役立つ理論やと納得してもらえると思います(^-^)。

 先月号でも書きましたけど、とにかくこのラップ理論(仮)のオモロイころは、コレまでの競馬の考え方の「逆を突く部分」やと思います。私の中にも、この理論に似た自論があったからこそ直ぐに共感できたわけですけども、私自身がそれを説明した場合、全ては「カン」でオチをつけてしまいますわ(^^;。けど彼の場合は、ラップという誰もが取得できる客観的な情報を、誰もが理解しやすい部分で説明していくことができますんで、幅広い層の共感を得られるんやないかと思ってます(^-^)。

とにかくオモロイんで頭を柔らこうにして素直に入ってみてはどうかと思います。

 

木下が大推薦した初めての人間

 昨秋に発売された木下健の単行本「競馬で妻子を

養う男の馬券術」がバカ売れなのは本誌のあちこちで

触れているので読者もご存知だろう。お陰で編集部は、

ちょっとしたバブル気分。

 

 そんな大きなプレゼントをくれた木下は、今や編集部に

とって「神様」のような存在といっていい。しかし、その神様・

木下ですら共感を覚える理論を持った恐るべき馬券師が、

北海道にいるという。

 

 男の名は「立朗(たつろう)」。本誌2月号の木下の連載

ページで、「Tさん」として紹介されたその人だ。

その時の木下の紹介の文章を、そのまま引用しよう。

例えば、(普通)自分が逃げ馬を買っていたとして、

後続の馬がガンガン詰め寄ってきたとしたら・・・、

 

「来るなぁ〜、そんなに詰め寄るなぁ〜!

お願いやさかい、ユッタリ行かしたってくれぇ(;_;)ウウ!」

 

 って、いいますよね?それが彼(立朗)の声援ときたら、

「詰めろ! ガンガン詰めろ! もっと行け!、もっともっと

詰めろ!」 なんですわ・・・。これって今までにある競馬の

常識的発想とまったく「逆」や思いますやんね(^^;

 

 ページの加減でこれ以上の詳しい説明は出来ませんねんけど、

超簡潔にまとめますと、「各馬には各馬の、己が力を発揮できる

ペースが存在する」ってことなんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木下が「立朗理論」を体感した、

伝説の5万馬券!

 極端な話、ゆったり逃げて力を発揮する馬もおれば、速いペースで逃げこそ力が発揮できる馬もおるちゅーことです。

 妙に納得したんで、それをヒントに自分の予想の中に取り入れて2〜3レースやってみたんですわ。その結果、ここに紹介する馬券(馬券コピー@〜B参照)がHITできたわけなんです。

 その馬券が、前回でも紹介した3連複5万馬券(左)である。

 編集部とは長い付き合いの木下だが、ここまで強く馬券師を推薦してきたのは、はっきりいって初めて。いや、この言い方は正確ではないな。「他人の方法に強く興味を示した」のが初めてである。その木下が「妻子を養う男」なら、この立朗は「2億4000万の男」。もしや、それだけ儲けているのか? とにもかくにも、早速アプローチ開始。

 だが当の立朗は、雑誌に出ることをよしとせず、なかなか了承してくれない。もしかして自分の理論が出たら、オッズが変わって儲けが少なくなってしまうからか。高まる一方の期待感。結局、木下に説得してもらい、木下が取材も同伴するということで、しぶしぶ了承。1月1112日が取材と決まった。

 そして当日、我々取材班が目にしたものは、・・・・・まばゆいくらいにエキゾチックジャパンな男、まったく競馬場に不釣合いな、キリッとしたモテ型の郷ひろみ似。相当勘の鈍い人でも「2億4000万の男」の意味がわかるだろう。あー、おーくせんまん、おーくせんまん。

 と! 

 遊びはここまで。「2億4000万」の本当の意味は、それほど儲けられる可能性を秘め、さらに2億4000万の瞳に注目されても不思議でないは方法ということなのだ。

自身も似たようなことを考えていた木下は、立朗の理論に出会ってある種の手応えを感じ、その理論を取り入れて試し買いしたら、なんと5万馬券的中!これが今回の取材のキッカケともなった。複勝B310円、馬連BN1万2320円、3連複ABN5万5690円で、約32万近くの払い戻し。ちなみに馬単は3万5980円だった。

 

単勝30倍がいとも簡単に的中!

 1月11日、取材当日。この日立朗は、一体何を我々に見せてくれるのだろうか。

 その前にまず、立朗の方法の大枠を簡単に説明しておこう。前号の木下連載や、同じく木下の推薦のことばにもあるとおり、ベースは「ラップ」である。

 勝負レースは、現時点では、ダートに絞りこんでいるという。この方法がもっとも威力を発揮する舞台だからだ。とりわけダート1200〜1800戦の中堅クラスの条件では、威力絶大。

 予想の際は、過去のラップから逃げ馬を選別し、その馬からペースを読む。そして、その「ペースにあったラップを持つ馬」=木下曰く「そのペースでこそ力を発揮できる馬」を狙うのだ。

 この日の立朗の最大のお奨めは、京都の12R1000万下、ダート1400m戦。

 筆者には、先に行く馬がよくわからず予想が難しそうに見えたが、立朗は違った。

 「Cナニワビクトリー(10番人気)の前走『高砂特別』の前半3ハロンに注目してください。この馬は6番手でレースを進めましたが、テンの3ハロンのラップは34秒6。この条件、距離(1000万クラス、ダート1400メートル)の前半3ハロンの標準が35秒5ですから、かなり速いです。これで8着は仕方ありません。

 この馬は3走前に500万下を勝っていますが、この時の前半3ハロンラップが35秒9。これくらいが一番合ってますね。

 そして、今回のレース。速いラップを踏む馬が見当たらず、『高砂特別』のラップからも、Cナニワビクトリーが前走より遅い“自分のラップ”で楽に先手が取れるでしょう。人気もなくマークもされないでしょうから、これは有利ですね」

 その言葉通り、レースはCナニワビクトリーの逃げで展開。同馬が逃げ馬という認識がなかった筆者は、その展開だけでビックリ。しかも2着に3馬身差をつけ、楽に逃げきってしまったのだ。単勝3090円。それにしても、どれが逃げるかわからないレースで、展開を見切ってしまうとは・・・。ちなみにCナニワビクトリーのこのレースにおける前半3ハロンは35秒8。500万下を勝ちあがったときとほぼ同じラップだった。(馬柱1参照)

取材当日、予言した馬が逃げて単勝3090円!
立朗が予言したCナニワビクトリーの馬柱をよく見ると、確かに前走「高砂特別」の前半3ハロンは34.6。勝った今回のレースの前半3ハロンが35.8なら、逃げて勝てるのも当然か。もちろん「ラップ」といっても、ただ数字だけでなく、馬場や展開なども考慮に入るが、それにしても威力絶大。単勝C3090円、馬連BC4万70円、馬単CB8万1090円、3連複ABCはなんと13万1330円。ともすると、この配当を狙って撃ち落せるのが、「立朗理論」のスゴサだ。

翌日も関係者全員的中で大爆発!

前日と同じ「高砂特別」のハイラップを経験したAサンライズテーストとNイズミナイナーが出走。この出走メンバーなら「ラップ的に」通用すると踏んだ立朗、木下、担当Oらは、狙い澄まして馬券的中!付け加えておくと、単に馬券下手なO以外は、基本的に「危ないレースには絶対手を出さない」タイプ。そのタイプの人間が、これほど高配当をいとも簡単に的中させているのだ。

 さらに翌日12日、京都最終R1000万下、ダート1200m。このレースには、同じく「高砂特別」で惨敗した2頭が出走していた。そのときに逃げてハイラップを演出し14着に沈んだイズミナイナーと、7着のサンイズテーストである。

 今回は他にも逃げ馬がいるが、猛ラップを踏む馬は皆無。8番人気のNイズミナイナーは、自分のラップで行ける可能性が大。このNイズミナイナーのラップに合うのが4番人気Aサンライズテーストで、やはり前走「高砂特別」で前半3ハロンを34秒7で7番手を進み7着に敗れている。立朗の馬券はこの2頭からが中心で、さらに今回のイズミナイナーのラップに合いそうなEテンケイにFゴールドディスクを組み入れ、さらに「高砂特別」のような猛ラップになってしまったときも考えてMナムラジーガーを加える。

 ちなみに1番人気のKクリノトップレディは、「平均的なラップで強さを発揮する馬」で、前走もそのラップ表れたもの。イズミナイナーのラップでは不要と判断された。

 レースは予想通り、前半35秒4で逃げたNイズミナイナー・ペース。そのイズミナイナーを、Aサンライズテーストがゴール前交わし快勝。馬連ANは5940円という結果に(馬単は1万810円)。彼の理論を取り入れ、例によって遊びで3連複を試し買いした木下も的中(AFN9320円)。ただ乗っかっただけの担当Oも、しょっぱい単複が当たって、バンザイの大儲け。(馬柱2、馬券参照)

「2億4000万の男」が、まばゆいくらいの本誌デビューを飾った瞬間だった。  

立朗本人の馬券。木下の友人らしく、馬券を買うときは「石橋を叩いて渡る」タイプだから、あらゆるケースを考えて購入。

的中した馬連ANは5940円もついて、約12万円の払い戻しとなった。

担当Oの馬券。馬券下手らしく、他のふたりが、高配当を的中しているのとは逆に、しょっぱい単複。単勝810円、複勝260円で2万弱の払い戻しでも、大喜び!

立朗さん、この人どーにかしてあげて・・・。

 

木下の馬券。単行本でご存知の方も多いが、木下は普段生活費を稼ぐための買い方は「複コロ」。なのでこれは、「ちょっと遊びで試し買い」のレベル。

それでも3連複AFNは9230円もついて、約9万円の払い戻し。

 

オフサイドT=ステイGの万馬券がキッカケ

 京都最終の興奮も覚めやらぬレース後、我々は「立朗式ラップ理論(仮)」とでも呼べるものの核心に触れるべく、早速立朗から詳しく聞くことに。まずはなぜ、ラップがそんなに重要なのかを聞いてみる。

 「馬というのは、一部を除いて、自分に合ったラップ(時計)でないと力を発揮できない場合が多いんです。例えば逃げ馬というと、なんでも単騎やスローに持ち込めたら有利と判断しがちですが、決してそうではありません。ガリガリやりあってペースを上げ、上がりのかかるレースのほうが得意な逃げ馬もいます。こんな馬がゆっくり単騎で逃げても、必ずゴール前沈みます」

 冒頭の木下の話は、このタイプの馬のことである。もちろん他のタイプもあるが、それは後述。とにかく、「逃げ=スロー・単騎が有利」とか「差し=ハイペースが有利」という従来の単純な考え方とは、ある意味まったく「逆」というか、次元が違うのだ。

 さらに、こういうことを考え始めたきっかけを聞いてみる。

 「岐路になったのは、オフサイドトラップの勝った秋の天皇賞(98年)ですね。このとき私はサイレンススズカを本命にしていたのですが、この馬の出るレースは、必ずハイペースになる。こうなると、この展開で有利になる馬というのは限られてきます。例えば、他に人気になっていた馬を見てみると、メジロブライトなんかはハイペースなら差し・追い込み系なので有利に感じられるでしょう。しかしこの馬は、直線勝負のレースが得意で、このときの天皇賞のようなレースでは追走で手一杯になり、ゴール前で脚がなくなります。逆に力比べのレースに強いオフサイドトラップは、ハイペースの先行策からなだれ込みが期待でき、同じようにGTの作り出すハイペースのレースで力を発揮するタイプ。同じ理由でステイゴールドも浮上してきます。結局サイレンススズカは故障してしまいましたが、タテ目で万馬券を獲ることができました」

 なぜかGIで2着に来るステイゴールドの謎は、こんなところにあったのかもしれない。当時筆者なんかは、「厩舎がGTのときだけ仕上げるから」などと安易に考えていたが・・・。そういやスペシャルウイークの2着で万馬券だったときも、ハイペースだったような・・・。この馬がドバイでいい結果を残せたのも、もしかしたら外国競馬特有の厳しいペースのせい?

 あああ、あとからあとからどんどん浮かんでくる、かつて筆者が馬券を買った馬たちの惨敗模様。昨年私のお金を食い続けたテイエムオーシャンは、もしかして「平均的に早いラップを刻んでこそ」のタイプ? 力の次元が違うと思われたファインモーションにも、実は「得意のラップ」がある?先のオフサイドトラップの天皇賞でも、筆者は単純に「ハイペース+直線の長い東京で有利」と考えて、メジロブライトを思い切り買ってたし・・・。

 ここで立朗と木下が、まるでハモるように同じ発言をした。

「こういう“得意ラップ”とかがない馬が、“強い馬”ってことかもしれませんね・・・」

 

“木下編集長”誕生なのか?

  なるほど、大体の形をつかんだところで、いよいよ理論の本丸に入っていこう。

 「私も最初は、ぼんやりとイメージを描いて展開を考えていました。先の天皇賞の頃は、まだそんな段階です。本気に数値を出そうと思い立ったのは2年半前くらい、そして1年は数値を出すことに専念し、試行錯誤を重ね、1年半前くらいから使いはじめました」

 これだけの準備期間を経たものなら、精度が高いのも当然だ。

 で、聞き出した内容とは……、 ムムム??? そうは簡単ではない。さすがは1年かけて作った理論である。早々我々に理解できるわけがない。

 ここで木下より助言が入る。

 「いきなりこの理論の細かい部分の説明からはいって、『一部の読者だけ理解できました、はい終わり』みたいにするよりは、もっとゆっくりと、読者の皆さん向けに噛み砕きながら、ともにさらに発展させてきながら進めるってのはどうですか? 僕にはそれくらいオモロイし、可能性があるモンにみえるんやけど・・・・」

 先に、立朗はこの理論を主にダートで使っていると述べたが、これは芝だと、使っていくうちに馬場が荒れ数値が安定しにくくなること、そして2000以上の距離は超スローになって時計の信憑性が薄くなるから。立朗自信は忙しくてなかなか芝のレースまで手は回らないが、共感する人間が現れてともに研究するようなことになれば、そろこそ近年まれに見る無敵の理論にまで発展する可能性もある。

 ともあれ、ここに“木下編集長”のもと、「立朗式ラップ理論(仮名)」の読者向けコーディネートが始まった。あれっ?これって筆者と担当Oの仕事なのだが、またしても木下さまさまに頼ることになってしまったゾ。

 ところで、当初は本誌に出るのを渋っていた立朗だが、その点はどうなのだろうか。

 「いえ、今となっては全然気にしていません。この取材で、むしろ僕自身の理論のさらなる可能性を確認した気分。出る以上は、できる限りやらせていただきます」

 取材を渋ったのは、「単に面倒」なのと「仕事が忙しいから」らしい。そう、実際に自分の理論で儲けている人は、マスコミに出ることにやっきになる必要はない。木下も、かつてそうだった。これぞまさしく、「本物」の証とはいえないだろうか。 

 

「6タイプ」に秘められた無限の可能性

無限の可能性

 話は戻って、まずは先に挙げた「タイプ」の部分。ここをキモにするのが一番わかりやすということで、立朗、木下、O、筆者で密談の上、便宜上6つに分類して提示した(下の表参照)。ただしいっておくが、実際にはこんなに明確には分けられない。あくまで「便宜上」。ただ、こう考えると入りやすい、ということだ。

 説明すると、先に出てくるアルファベットは大体のペースを示すもので、Sはスロー、Hはハイ、Mは平均を表している。後のアルファベットは脚質を示し、Lは先行馬(Leader)、Sは差し馬(Sticker/編集部の造語)の頭文字を取ったものである。

 以下の説明では、この強引な「タイプ分け」に対し、立朗に無理にお願いして書いてもらった「タイプのイメージ」を合わせて書き入れておく。繰り返すが、立朗自身が、このように分けているわけでないので、「あえて言葉で説明すると、こういうのでは・・・・・・」というレベル。「タイプ分け」は編集部が読者に説明するため便宜上そうしただけなので、注意深く読み取っていただきたい。では以下説明。

●「H―L」タイプ

 立朗曰く「前半から速めで中間も緩みがなく、上がりがかかるペースでくるタイプ。瞬発力のない先行馬が得意とする。あえてG1馬でイメージすると、ステイゴールド、オフサイドトラップ。このタイプは、中間で緩みがあり、上がりが速い競馬では脆い。」 ごくごく簡単にいうと、「ハイペースで先行していいタイプ」といったところか。

●「S―L」タイプ

 立朗曰く「ゆったり先行して上がりの速いレースに持ち込むタイプ。後続の馬は上がりタイムの限界になって差せずという展開が多くなる。競られたりして、ペースが上がるときつくなる。」 我々的にはいわゆる「スローで先行していいタイプ」か。ファンが普段漠然と狙っているタイプの典型だろう。

●「H―S」タイプ

 立朗曰く「速いペースで上がりがかかる競馬で差して来るタイプ。速い上がりは出せないタイプ。前がバテて、展開の助けも必要となる条件馬に多い。あえてG1馬でイメージするなら、ヒシミナクルでしょうか」。 我々的には、いわゆる「ハイペースの差し馬」といったところか。まあこれも、典型だ。

●「S―S」タイプ

 立朗曰く「スローで団子のような状態から、上がりだけで勝負する瞬発力のあるタイプ。速いペースで追走に足を使わされると脆い」。我々的には「スローの差し馬」?

 以上、読者の方は、とりあえずこの4タイプのイメージを、頭の中で育てていただきたい。

 わかりやすところで画期的なのは、「H−L」タイプと「S−S」の存在だろう。このタイプは、普通に馬券を買ってるファンでも、なんとなく存在することは気づいているだろうが、ここまで明言されると、いまさらながら新鮮。

 残りの「M―L」タイプと「M―S」タイプは、認定が非常に難しいので、これは次号以降で詳しく取り上げる。実は、この「イメージしにくい微妙なタイプを、ラップで厳密にあぶり出せる」のが、立朗の理論の真骨頂ではないかと筆者は踏んでいる。力が拮抗するダートの条件戦で威力を発揮するも、このためではないかとも。だがとりあえず今回は、まず簡単なこの4つのタイプを覚えていただこう。

 最後に、この理論の可能性について。例えば、「1つのレースに同じ脚質の馬が多くて困った」なんて心配もない。今までは、「逃げ馬がいっぱいいたらハイペースになる」と読んで単純に差し馬を買い、結局は先行馬同士で決まったなんてことを繰り返していた方も多いのではないか。しかしこの理論を覚えたならば、その「先行馬勢から、そのハイペースに強い馬を選択する」という新たな軸馬探しも可能。逆に「人気でも確実に消せる馬」もあぶりだせる。さらにはこれまで以上の厳密な展開予想も実現し、予想のレベルが格段にアップするだろう。狙い澄ませば、それこそ億千万の払い戻しも可能かもしれない。その小さな手がかりは、これまでの立朗、木下、Oの馬券が少なからず示しているはずだ。

 誌面の関係上、今回はラップの持つ重要性と、そのキモとなるタイプを説明するに留まった。だが、本番はこれから。次号以降、大きな可能性を秘めている「立朗式ラップ理論(仮)」を、立朗本人はもとより、木下、編集部、読者の皆さんともどもじっくりと探求していきたいと思う。

 目指せ、おーくせんまん、億千万!

 

「立朗式ラップ理論(仮)」の初心者向け[6つのタイプ分け]

逃げ・先行脚質の馬

「H−L」タイプ

速いペースで先行していいタイプ

「S−L」タイプ

ゆったりしたペースで先行していい

差し・追い込み

脚質の馬

「H−S」タイプ

速いペースで差していいタイプ

「S−S」タイプ

ゆったりしたペースで差していいタイプ

中間の脚質?の馬

「M−L」タイプ

※微妙なタイプなので次号で説明

「M−S」タイプ

 本文中でも触れているが、実際にはこんなに簡単には分けられない。あくまで初心者がイメージするための便宜上のもの。こうイメージするとわかりやすいので、まずはこれを覚え ていただきたい。

 

 

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